埋もれとは?/ ディック
[ 432] スパムに埋もれたメールを探し出す(Gmail編) - ITmedia Biz.ID
[引用サイト] http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0804/01/news082.html
スパムフィルターは便利な機能だが、スパムではないメールまでスパムだと判定されると後がやっかいだ。Gmailの場合、どんな手段でそれを防げばいいだろうか。 スパムフィルター(迷惑メール除去機能)は便利な機能だ。自身のメールボックスを見ても分かるように、IDCの調べでは電子メールの送受信量の半数以上はスパムである可能性があるという。こんな時代に、迷惑メールを自動的に判別して取り分けてくれるスパムフィルターは、なくてはならない存在になってきている。 これは、Gmailのフィルターリングのための情報がユーザー同士である程度共有されるために起こる可能性が高い。ほかのユーザーが特定のメールを迷惑メールだと報告したら、ほかのユーザーもその影響を受ける可能性があるというわけだ。おそらくフィルターに使われているのは、Thunderbirdなどでも使われているベイジアンフィルターだから、技術自体の問題ではないと思われる(グーグルによると「学習型ではありますが、それ以上のことは非公開」だそうだ)。 筆者が最近気になっているのは、Amazonからのギフト券メールを受信したときに、確実にスパムと誤判定されてしまうこと。「警告:このメッセージは、送信者情報が変更されている可能性があります。リンクの操作や送信者への個人情報の提供は、慎重に行ってください。」とメッセージが出るように、どうやら送信元がfromを書き換えて送っている。これは誤判定というよりも、fromを改ざんしたフィッシングメールと見なして、スパム処理するためのようだ。 では重要なメールがスパムと判定されないためにはどうしたらいいか。基本となるのがホワイトリストを作っておくことだ。これはスパムかどうかの判定の前に「この人から送られたメールはスパム扱いしない」というリストを指す。具体的には、Gmailの場合「連絡先」がホワイトリストとなる。 Gmailでは、自分が送信したメールの宛先を自動的に連絡先に登録してくれるので、少なくともやり取りのある人からのメールがスパムと誤判定されることはない。 ホワイトリストに送信者を登録しておけば安心かというと、実はそうでもない。最もありがちなのが、送信者がメールのヘッダを書き換えて送っているときだ。 次の砦はメールフィルターだ。どうやらGmailはスパムメールと判定されたメールに対してもフィルター処理を行ってくれるようだ。 例えば、Amazonギフト券と書かれたメールはスターを付ける、という設定をしておけば、スパムフォルダに入ったとしても見つけやすくなる。 それでもスパムボックスに入ってしまったらどうするか。スパムボックスは30日で自動的に消去されることになっているので、1カ月に1回は下記のやり方で重要なメールが誤判定されて混ざってしまっていないか見るのがいい。 基本的な方法はスパムボックス内を検索して、スパムではないかもしれないメールを一覧表示する。やり方は、下記のキーワードを検索ボックスに打ち込んで検索するだけだ。 スパムボックス内の自分宛メール。スパムの多くはあなたのアドレスではなく、違うアドレスをtoに指定している みんなで作る地球のあした、企業発“巻き込みエコ”最前線:第6回 毎日マイエコ自己申告――ブラザー工業の植樹活動ブラザー工業では、従業員やその家族が毎日のエコ活動を自己申告し、貯めたエコポイントで植樹する「エコポイント活動」を展開中だ。6月16日からは新たに、顧客から回収した使用済み消耗品もポイント対象に加えた。同社のエコ活動に迫る。 5分で読むビジネス書:英語らしい英文を書きたい人へ──『翻訳に役立つGoogle活用テクニック』英語の読み書きのために“インターネットそのものを表現辞典として活用”するという、実用的な手法を、丁寧に紹介する一冊。 非喫煙者増えるも「社員が集まるのは喫煙室」職場で喫煙する人は少数派だが、社員が最も集まるのは「喫煙室」――。ゼロインの調査で、非喫煙者のコミュニケーションスペースが充実していないという実情がうかがえた。 イナバ君がいよいよ決算書を完成させる。1つのゴールに到達したイナバ君。最後はシステム屋として大切なことを学ぶ イベントや勉強会に行っても、なかなか人脈が広がらない。いったいどうして? 3つの失敗事例から考えてみましょう 単一行関数を使えば、データを基に計算を行ったり、表示書式を変更したりできる。出題頻度が高いので要チェック! |
[ 433] “埋もれた職人”に光を――ひろゆき氏に聞く「ニコ動(RC2)」 (1/2) - ITmedia News
[引用サイト] http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0710/26/news032.html
「才能の無駄遣い」を惜しまない職人たちが、ニコニコ動画に集結している。新バージョン「RC2」は、職人達が「ゲーム風動画」まで作れる仕組みを提供。「埋もれた才能を発掘できる土台を作りたい」と、ひろゆき氏は言う。 「ニコニコ動画」に無名の“職人”が集まり、新たな創作が次々に生まれている。「初音ミク」でオリジナル曲を作る作詞作曲家、3Dアニメを発表する動画作家、ギター・ベース・ピアノを1人でセッションする音楽家、「ゼロによる割り算」の意味を教える先生――対価も求めず表現を続ける彼らに、「才能の無駄遣い」という賛辞が贈られる。 動画職人たちのモチベーションは、作品を見てくれる他ユーザーからの反響だ。再生数とユーザーからのコメントが、彼らの創作の糧になる。 「ニコニコ動画は職人さんとユーザーさんが集まる土台」と、運営企業・ニワンゴ取締役の西村博之(ひろゆき)氏は言う。10月にリニューアルした新版「RC2」には、職人たちとユーザーが、一緒になって遊べそうな新機能を詰め込んだ。みんながニコニコする機会が増えればうれしいという。 RC2は「ニコニコ史上初の“前向きな”リニューアル」。投稿者は動画をアップするだけ、閲覧者はそれにコメントを付けるだけ――という従来の機能を大幅に拡張し、投稿者が自分専用コメントをアップロードできる機能や、迷惑コメントを非表示にする機能を搭載した。11月上旬には、投稿者と視聴者が一緒に“遊べる”目玉機能「ニコスクリプト」(NICOScript)を実装する。 ニコスクリプトは、コメント欄に専用コマンドを入力すると、動画にさまざまな機能を付けられるというものだ。「要はコマンドなんだけど、かっこ付けて『スクリプト』という名前にしてみた」。まずは以下のような機能から実装していく。 発想のきっかけは「動画でゲームのようなものを作れるようにしてみたい」と考えたこと。例えば「窓」を使えば、動画上の隠れた場所から“答え”を見つける宝探しゲームを、「玉」機能なら、玉を動かしてゴールに入れるゴルフゲームのようなものを作成可能だ。動画ジャンプ機能を使えば「『かまいたちの夜』のように、選択肢によって異なる動画に飛べるサウンドノベルのようなゲームも作れるのではないか」とひろゆき氏は言う。 ただニコニコ動画には既に、コメント機能を駆使してゲームのような動画を作っているユーザーもいるという。アンケートやクイズ、コメント・アートも、ニコニコ動画で既に行われていたものをシステムとして取り入れ、利用しやすくしたものだ。「ユーザーさんは、思ってもみなかった意外な使い方を発明してくれる。ぼくらの想像力は、既に超えられてる」 スクリプトは10月18日に実装予定だったが、11月上旬に延期した。「開発環境では問題なく動いているのだが、実環境ではまだ負荷に耐えられない」というのが理由。「リリース後は、ゲームを作れる人が、クリエイターとしてニコニコ動画に参加してくれるとうれしい」 ニコニコ動画では「初音ミク」が大ブームだ。「数万本しか売れていないソフトであれだけ騒げるのはすごい。マイクロソフトの『Office』ははるかに多く売れてるのに、誰もそんなに語ってない」(ひろゆき氏) 職人たちの創作を支援していきたいと、ひろゆき氏は言う。「動画それ自体を見るならGyaOに行けばいいと思うし、ニコニコ動画でGyaOと同じことをやっても仕方ない。ニコニコは、誰かが作ったものを与えられて楽しむんじゃなくて、自分たちがもの作りをして楽しめる場にしたい」 ニコニコ動画は、ブログシステムのような「創作のプラットフォーム」になりつつある。「Movable Typeは、コメントやトラックバックの仕組みで文章を書くモチベーションを高め、みんながブログを書くようになってネットに面白い文章も増えた。映像や音楽に関してはそういう仕組みが少なかったけど、映像にみんなで茶々を入れられるというニコニコ動画は、ブログのような仕組みを映像に取り入れられたんじゃないかな」 「埋もれた才能」に特に光を当てたいという。テレビなどメジャーなメディアには出てこない、ほんの趣味程度で作った作品がたくさん投稿され、ニコニコ動画に集まるユーザーのうち、誰か1人の心にでも届けば面白い。 例えば「組曲 ニコニコ動画」(ニコニコ動画で人気の楽曲を組み合わせたメドレー)をカラオケで歌い、「いい声」と人気が出た「いさじ」さん。「いさじさんは多分、本職の歌手の方ではないし、あの野太い声は今のメジャーレーベルの売れ筋ではないだろう。でも彼の声が好きだと思う人がニコニコ動画には1万人ぐらいはいる。彼のような人と、彼の声を聞きたい1万人とが出会えれば、みんな幸せになれるかなぁと」 みんなでニコニコできる動画を掘り起こすために――動画コンテスト「国際ニコニコ映画祭」も11月から開く。手塚眞さんを審査員に迎え、月に1回ペースで優秀作を決める予定だ。 数学動画「なぜ0で割ってはいけないのか? リンゴの分配から体の公理まで」が最近人気を集めた。「すごく面白かった。これを見て久しぶりに勉強しちゃいました」(ひろゆき氏) 「面白い動画を集めてみんなで『これ面白いよね』と紹介する――ってのをやりたいと思ってて。『国際映画祭』をいう大層な名前を付けてみました。手塚さんが(めったに引き受けないという審査員を引き受けるなど)ノリノリだったのに驚いた」(ひろゆき氏) 「とかち」「MAD」など、ニコニコ動画でよく使われるキーワードを解説したり、他の動画の影響を受けて生まれた動画の“進化の系譜”を確認できたりする辞典も、年内をめどに作成する計画だ。「名前は『ニコペディア』とか『ニコニコ用語の基礎知識』とか言っているけどまだ未定」 ニコニコ動画では、他ユーザーが作った動画に触発されて新しい動画が生まれることも多く“元ネタ”を知らないと楽しめない部分もある。「流行がすごく早い上、どうしてもPC好き・理系の人が好きなコンテンツが中心で、一般の人たちが付いて来れない部分がある。映画祭や用語辞典など、もっと一般的なコンテンツを提示できるルートを増やしていきたい」 形見にも──ペットやヒトも「遺伝子保存」「遺伝子」をペットの形見にする飼い主が増えているという。遺伝子検査会社によると、海外出張前にDNAを保存しておきたいという人もいるという。 |
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