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中村とは?/ セントラルファイナンス

[ 43] イラン:横国大生誘拐 中村さんと1カ月間共に 聖職者のタヘリ師インタビュー - 毎日jp(毎日新聞)
[引用サイト]  http://mainichi.jp/select/world/news/20080618ddm041040092000c.html

【テヘラン春日孝之】イラン南東部で横浜国立大生、中村聡志さん(23)が誘拐され、約8カ月後に解放された事件で、同じ武装麻薬密輸団に今年4月に誘拐され、1カ月間、拘束生活を共にしたイラン人聖職者、ジャワド・タヘリ師(30)が17日、毎日新聞の電話インタビューに応じた。タヘリ師は「中村さんは『自分は殺される』と怖がっていた。互いに『大丈夫だ』と励まし合った」と語った。
◆中村さんは拘束された8カ月間のうち約40日間はイラン、約10日間はアフガニスタン、残りはパキスタン領内にいたという。私と一緒になってからはずっとパキスタンだ。3、4日ごとに山峡を移動した。車を使ったが、歩くこともあった。移動したのはバルチ人の居住エリアで、人質であることが周囲にわからないよう、地元の民族服を着せられた。
アフガン領内に入ろうとした前日、アフガンにいる密輸団メンバーから「(イスラム武装勢力のタリバンを狙った)米軍の空爆があり、お客をもてなす雰囲気ではない」と連絡があり、アフガン入りは中止になった。
◆建物の中で寝たことはない。野宿で、毛布を敷いて寝た。常時5、6人が取り囲む形で監視していた。私は夜寝る時、足かせをされたが、中村さんは自由だった。メンバーは機関銃やRPG(携行用対戦車ロケット砲)を備えており、各自が携行するカラシニコフ(自動小銃)が「おもちゃ」に思えるほどの重武装だった。
◆中村さんは武器を怖がり、殺されると思い、非常におびえていたようだ。機会を見つけ「大丈夫だ」と励まし合った。私と中村さんは片言の英語で意思疎通し、彼は日本のことを紹介してくれた。彼はメンバーとは身ぶりと片言のバルチ語で話していた。
◆精神的に不安定で、体調を崩した時、メンバーが薬物を与えた。私が「気分は?」と聞くと「地面が波打っている」と答えた。次第に回復した。解放に際しメンバーは「こうせざるを得なかった」と謝罪し、家族にも謝るよう伝えてほしいと語った。
◆温かい食事で、種類はいろいろだった。生焼きのケバブ(肉のくし焼き)も出された。ラクダを殺して食べたこともある。飲み水は井戸水で、塩辛かった。1度だけ、泥混じりの雨水に砂糖を溶かしたものを与えられた。奇妙なシャーベットだった。
中村さんが誘拐された昨年10月は、気温が氷点下に下がる冬場に向かう時期だった。タヘリ師と一緒になるまで中村さんは、厳寒のなか話し相手もいない、孤独で厳しい生活を余儀なくされたようだ。
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